ヤナセの井出健義社長は11月30日、同社の60年間にわたるメルセデス・ベンツ車販売による売上高が7兆円近くに達することを明らかにした。
井出社長は同日開いたメルセデス・ベンツ東京芝浦の開所式であいさつし、「終戦から7年後の1952年に4台の輸入から始まったヤナセのメルセデス・ベンツ車販売も、現在では年間2万5000台をうかがう規模となり、累計では74万台以上に達している」と披露。
その上で「この数字のすごさを金額で示すと、台あたりの平均販売単価を700万円とすると、累計で新車だけで5兆円を超える売り上げとなり、さらに関連する部品、アフターサービス、中古車などの売上を加えると7兆円近くの売上をヤナセにもたらしてくれたと概算している」と述べた。