伊藤忠商事は21日、ロシアで各種鉱山事業などを運営するEn+Group Limited(En+)との間で、アヴトザボツカヤ発電プロジェクトに関する覚書を11月20日に調印したと発表した。
同プロジェクトは、En+の子会社であるユールシブエネルゴが、ロシア東部に位置するニジニノヴゴロに総出力約400MWの熱電併給発電所を建設するものであり、三菱重工業製のガスタービンを採用することが既に内定している。
伊藤忠商事は、東洋エンジニアリングと共同で同プロジェクトの建設契約の商談をユーロシブエネルゴと進めており、今回の覚書で、2013年内の同プロジェクト着工に向けて相互に協力していくことが合意された。