販売不振を受けて、ブランド売却の噂が出ているドイツの自動車メーカー、オペル。そんな中、親会社のGMのトップがオペル本社を訪問し、今後もオペルとの緊密な関係を約束した。これは11月15日、オペルのドイツ・リュッセルハイム本社での出来事。GMのダン・アカーソン会長兼CEOがオペル本社を訪問し、本社の全社員を前に、スピーチした。アカーソン会長は欧州での困難な経済情勢が続いていることに言及したが、そんな中でも、GMが世界市場で成功を収めるためには、オペルの成長が欠かせないとの見解を示した。オペルが復活を果たすために必要なのが、新型車の投入。入門コンパクトカーの『アダム』をはじめ、コンパクトクロスオーバー車の『モッカ』を欧州でリリース。アカーソン会長は、魅力的な新型車の開発を今後も続けると宣言している。また同会長は、中期経営計画の「ドライブ・オペル2022」や現在の会社の状況に関して、従業員からの質問に答えた。アカーソン会長は、「GMには欧州での強いプレゼンスが必要だ。この役割を担うのがオペル」とコメントしている。
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