夜明け前の巨大市場インドネシア…ベストセラー、アバンザ購入者に迫る

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トヨタ アバンザ(ジャカルタモーターショー11)
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  • トヨタ アバンザ

イードが展開するビジネス視察シリーズでは、12/19-21の3日間「インドネシア市場のベストセラーカー『アバンザ』 購入家庭への訪問とグルイン」と題するジャカルタ視察ツアーを企画している。この視察では、約150万円の新車を購入する世帯年収約60万円のジャカルタ在住家庭を訪問したり、アバンザ購入者へのグループインタビューやディーラー訪問を行なう。ベストセラーカーのオーナー像を浮き彫りにし、インドネシア人の生活と価値観に肉薄する。

帝国データバンクの調査によると、インドネシアに進出していることが判明している日本企業は、2012年3月23日時点で1266社。業種別に見ると、製造業が692社(54.7%)で半数以上を占める。次いで「卸売業」(275社、21.7%)、「サービス業」(87社、6.9%)が続く。

さらに細かく見ると、「自動車部品製造」(35社、2.8%)と「自動車操縦装置製造」(35社、2.8%)がトップとなり、「自動車内燃機関製造」(17社、1.3%)などを合わせた自動車関連の業種だけで120社を数え、全体の約1割を占めている。

インドネシアの経済は概ね好調で、国際通貨基金(IMF)は2012年の経済成長率を、若干下方修正しながらも年率6.0%と予想している。その成長を支えるのは豊富な天然ガスや石炭など資源の輸出。国内の消費力も力をつけており、2010年の実質国内総生産(GDP)は約60兆円にのぼり、世界第18位の経済国として東南アジアで唯一のG20(主要20か国金融サミット)参加国である。

現在インドネシアの平均年齢は約28歳。インドネシア経済の発展と中間層・若者の増加により、自動車を購入しようとするインドネシア人は増加しており、インドネシアでの自動車販売台数は2012年1月~8月で約80万台を記録。2012年の販売台数は100万台に迫る勢いだ。

その中でも際立って好調な販売を記録しているのが、トヨタ『アバンザ』とその兄弟車であるダイハツ『セニア』。両車は2004年に登場以来、 2011年までの7年間で118万8930台を販売している。

今回のビジネス視察では、アバンザオーナーの自動車購入意識や生活の実態に迫り、将来のインドネシア市場をあぶり出す。

アバンザ購入者層を探る視察ツアー詳細はこちら

《レスポンス編集部》

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