日本自動車工業会が11月6日に発表した2012年度上半期の福祉車両販売台数は、エコカー補助金等の効果により1万9448台、前年同期比31.6%と大幅に増加した。
上半期としては2年連続、2008年の集計以来、過去最高の数字となった。
車種別の販売状況は、普通・小型自動車では、同529.3%増の1万2180台。「車いす移動車」「昇降シート車・回転シート車」ともに好調に推移し、前年同期を上回った。
軽自動車は、同29.6%増の5521台。「昇降シート車・回転シート車」は前年を下回ったが、軽自動車販売の8割を占める「車いす移動車」が大幅に増加し、上半期販売台数は初の5000台超えとなった。
バスは、同58.8%増の1756台。観光バスの需要が回復したことから、大幅な増加となった。