韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズは11月1日、10月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、10月としては過去最高の4万2452台。前年同月比は12.6%増で、26か月連続で前年実績を上回った。
乗用車系では、ミッドサイズセダンの『オプティマ』が、前年同月比50.3%増の1万2948台と牽引。小型トールワゴンの『ソウル』は、7988台を売り上げ、前年同月比12.3%増と3か月連続で前年実績を上回った。入門コンパクトカーの『リオ』も、30.8%増の2623台と人気を集める。『フォルテ』は25.4%増の5911台。
SUV系では、主力の『ソレント』が前年同月比5.5%減の9615台と4か月連続の前年実績割れ。『スポーテージ』も、36.8%減の2223台と引き続き減少傾向だ。
キアモーターズの2012年1‐10月米国新車販売は、前年同期比17.8%増の47万7366台と好調。ただし11月1日、親会社のヒュンダイとともに、米国で燃費性能を誇張していたことが発覚しており、今後の販売に与える影響が注目される。