10月のホンダ中国新車販売、53.5%の大幅マイナス

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ホンダ/アキュラNSXコンセプト(北京モーターショー12)
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ホンダの中国現地法人は11月2日、10月の中国新車販売の結果を明らかにした。

同社の発表によると、総販売台数は2万4115台。前年同月比は、9月の40.5%減よりもさらに悪化して10月は53.5%減となり、2か月連続で前年実績を下回った。

中国では9月中旬、日本政府による尖閣諸島の国有化に反発する大規模なデモが発生。その後、現地では日本車に対する不買の動きが広がっている。ホンダの10月中国新車販売も、その影響をまともに受けた形。

ホンダの2012年1‐10月中国新車販売台数は、前年同期比2.7%増の49万4108台と、プラスを維持。ホンダは2012年、中国において、前年比2割増の75万台の新車販売を計画していた。しかし、9-10月の大幅な落ち込みにより、目標を2011年並みの62万台へ下方修正している。

ホンダの中国合弁には、広州汽車との広汽本田、東風汽車との東風本田の2社がある。広汽本田は『アコード』(日本名:『インスパイア』)などを、東風本田は『CR-V』などを製造・販売している。

《森脇稔》

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