アウディ ジャパンは10月30日、富士スピードウェイにおいて、サービス技能コンテスト「アウディ ツインカップ 2012 ジャパン ファイナル」を開催した。
同コンテストは、サービスのクオリティ向上を目的とし、全国のアウディ正規ディーラーのメカニックおよびアドバイザーを対象に、テクノロジーおよびサービスの部門別に行われる。それぞれの部門の優勝チームは、日本代表として来年のワールドチャンピオンシップに出場し、アウディ世界一の座を競う。
今回開催されたコンテストでは、2回の筆記試験による予選を経て、テクノロジー部門95チーム、およびサービス部門141チームより、それぞれ上位12チームが出場。テクノロジー部門では実車を使った故障診断、サービス分野では入庫受付を想定した接客のロールプレイングに加え、それぞれ学科試験を加えた総合成績で競った。また、日常業務に活かせるよう商品特性の体得を目的に、ハイエンドモデルを中心としたサーキット走行会も実施した。
審査の結果、テクノロジー部門では第7回のワールドチャンピオンシップで世界一に輝いたアウディ高松が優勝を遂げ、サービス部門ではアウディ板付が初優勝した。両チームは2013年に開催予定の「第9回アウディ ツインカップ ワールド チャンピオンシップ」に出場する。