デンソー、北米市販販売会社を事業会社化

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デンソーは北米の市販製品販売子会社2社を統合し、2013年4月1日に統合し、事業会社としてデンソー・プロダクツ・アンド・サービス・アメリカズ社(DPAM)を設立すると発表した。

統合するのは、市販製品の販売を行っているデンソー・セールス・カリフォルニア社(DSCA)と、スターター、オルタネーターなどの中古電装品のリビルトを行っているアメリカン・インダストリアル・マニュファクチュアリング・サービス社(AIMS)の2社。

新会社は、資本金375万ドル(約3億円)。北中南米の市販事業の中核拠点として、戦略立案・意思決定を加速させ、競争力の向上と市販事業の拡大を図る。

DSCAは、米国カリフォルニア州に位置しており、オルタネーター、スターター、エアフィルター、スパークプラグなどの市販商品を修理業者や小売店、ディーラーなどに販売している。また同州に位置するAIMSは、使用済み自動車から取り外したオルタネーターやスターターを回収し、中の消耗部品を交換・修復した上で、リビルト品として出荷している。新会社設立後も、両拠点の既存施設を活用し、事業運営していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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