キャタピラージャパンは、鉱山現場等で活躍する「Cat 785D」ダンプトラック(最大積載量137.7トン)を発売した。
Cat 785Dは、Cat 3512C HDエンジンを搭載。従来機に比べシリンダストロークを延長し、燃費低減やエンジンの耐久性向上を実現している。
また、高出力エンジンに対応した堅牢な電子制御フルオートマチックトランスミッションを搭載。コンピュータ制御により、スムーズなシフトチェンジやクラッチ磨耗の低減に貢献。降板時の車速を適切に制御するオートマチックリターダコントロール(ARC)と、後輪のセンサでスリップを検知し、自動でブレーキを作動させることでタイヤのスリップを抑制するトラクションコントロールシステム(TCS)を標準装備するなど、優れた生産性と耐久性を実現している。
さらに、キャブまでのアクセスを、従来機のハシゴ式からステップ式に改良したほか、リアビューカメラを標準装備するなど、安全面での向上も図られている。