トヨタ現地法人であるブラジルトヨタは、9月28日に発売した新興国向け小型車『エティオス』の生産台数を年間7万台から2013年半ばまでに10万台まで引き上げると発表した。
これは現地時間10月22日に開幕したサンパウロモーターショー12のプレスカンファレンスで、同社の中西俊一社長が明らかにしたもの。
また、トヨタ自動車加藤光久副社長は、エティオスの販売が好調の要因として「スタイリングと走りが評価されている」とした上で「(エティオスの増産は)お客様に求められている」と語った。
エティオスは、ガソリンとエタノールを任意の比率で混合した燃料が使用可能なFFV仕様で、1.5リッター直列4気筒エンジンを搭載、ハッチバックには1.3リッターモデルも用意する。
価格は2万9990レアル(約117万円)から。