タイが新たなF1開催国となるべく名乗りを上げた。計画は2014年、バンコクでナイトレースを開催するという案だ。
タイ政府スポーツ省の高官カノクファン・チュルカセムがバンコクポスト紙に語った内容によると、バーニー・エクレストンとの間で基本的な合意に至ったという。
カノクファン高官は、「シンガポールやモナコと同じ市街地レースになるでしょう。おそらくそれははナイトレースになると思います」
2010年12月にマーク・ウェーバーがバンコクのラチャダムノエン通りでF1デモ走行を行った際には、10万人を超える観衆が集まった。さらに、過去にF1ワールドチャンピオンシップに参加したタイ人はただひとり、プリンス・ビラの通称で有名なビラボンセ・バヌデジ・バヌバンド王子が1950年代にマセラティでドライブした例があるだけだ。