東京商工リサーチは、9月の東日本大震災関連倒産の調査結果(速報値)を発表した。東日本大震災関連倒産は34件で、前月比が6か月ぶりにプラスとなった。負債総額は335億2900万円。
地区別では、関東20件、東北8件、北海道3件・北陸・近畿・九州が各1件だった。このうち、東北は今年2番目に多い件数で、宮城・青森・福島が各2件、秋田と山形が各1件となった。
産業別では、製造業が12件、卸売業が8件、建設業が7件、宿泊業・飲食店などを含むサービス業他が5件、小売業はゼロだった。
発生からの累計件数は915件、負債総額は1兆2274億円となった。