住友ゴム、トルコにタイヤ製造・販売の合弁会社設立…欧州、ロシアなどへの供給拠点

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ENASAVE EC300(参考画像)
  • ENASAVE EC300(参考画像)
  • 住友ゴム工業・池田育嗣社長

住友ゴム工業は、タイヤ事業におけるグローバル展開の一環として、今後の拡大が見込まれる中東・北アフリカ・ロシア、および欧州への供給拠点として、トルコに製造・販売の合弁会社を設立する。

今後大幅な販売増が見込まれる中東・北アフリカ・ロシア等新興市場、および欧州市場向けに、より市場に近いトルコから供給することで、同社ではフレートやリードタイムで大きなメリットを見込んでいる。またトルコ国内市場についても、日系自動車メーカーの生産増を見込み、新車用、市販用共に今後の拡大を図っていく。

新会社は、2012年10月に設立。当初資本金3000万米ドル(約24億円)、出資比率は住友ゴム工業80%、合弁相手先のAbdulkadir zcan Otomotiv Lastik社が20%、総投資額は約400億円となる。2015年7月に生産開始し、2019年末には日産3万本を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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