米国の自動車最大手、GMは9月14日、中国合弁の上汽通用五菱汽車の2012年累計新車販売台数が、100万台に到達したと発表した。
上汽通用五菱汽車は、2002年11月に設立されたGMの最も新しい中国合弁会社。GMと上海汽車、柳州五菱汽車の3社が出資しており、中国内で「五菱」(Wuling)ブランドの小型商用車を製造・販売。また、「宝駿」(Baojun)ブランドも立ち上げ、乗用車の製造・販売も開始したばかりだ。
2010年、上汽通用五菱汽車は五菱ブランドの主力小型商用車、『Hong Guang』を発売。同車は年間、40万台を売り上げる人気車となった。2012年7月には、新型1.5リットルエンジンを搭載するなど、改良を受けている。
上汽通用五菱汽車の年間販売台数が、100万台を記録したのは4年連続。2011年は10月に100万台を達成したが、2012年はこれを上回る過去最速のペースで、100万台に到達した。
上汽通用五菱汽車のYang Jie ゼネラルマネージャーは、「我々はラインナップを常に改良することで、市場の急速な変化に対応している」と述べている。