ヒュンダイ、HB20 発表…ブラジル専用の戦略コンパクト

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ヒュンダイ HB20
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韓国ヒュンダイモーターのブラジル法人、ヒュンダイモーターブラジルは9月13日、ブラジルにおいて、新型車の『HB20』を発表した。

HB20はヒュンダイが初めて、ブラジル市場のためだけに開発した専用車。ブラジルのサンパウロ州ピラシカバの新工場において、現地生産する最初のモデルでもある。ヒュンダイが欧州で発売している新型『i20』の車台をベースに、ブラジル市場の嗜好に合わせた専用の内外装を採用する。

ボディサイズは全長3900×全幅1680×全高1470mm、ホイールベース2500mm。取り回し性能に優れ、実用的な室内スペースを備えた小型の5ドアハッチバックだ。

搭載エンジンはガソリンのみで、1.0リットル直列3気筒と1.6リットルの直列4気筒の2種類を用意。ブラジル市場ならではフレックス燃料に対応しており。1.0/1.6リットルともに、ガソリンだけでなくエタノール混合燃料でも走行できる。

HB20は9月20日から、サンパウロ州ピラシカバの新工場で量産がスタート。10月初頭、ブラジル市場で発売される予定だ。ヒュンダイモーターブラジルのChang Kyun Han社長は、「HB20がブラジルのコンパクトカー市場の顧客の認識を変えるだろう」と、自信を込めてコメントしている。

《森脇稔》

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