スズキ鈴木会長兼社長、インド・マネサール工場「9月前半には5割の水準」

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マルチ・スズキのマネサール工場
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スズキの鈴木修会長兼社長は9月6日、7月に暴動が発生した後、8月21日から稼働を再開したインドのマルチ・スズキのマネサール工場について「今月前半までに5割の状況に回復する」と述べた。

同工場では7月に発生した暴動で従業員1人が死亡、その後、警官を大量に動員するなどして8月21日に稼働を再開した。

暴動前は日産1700台レベルで生産していたが、稼働再開後は200~300台に低迷。9月4日の時点で650台まで回復しており、今月前半には800台レベルになる見通し。

鈴木会長兼社長は「1700台は2直のフル生産で、現在は1直なので800台はフル生産レベルになる」と述べた。マルチ・スズキは暴動に加わった従業員約500人を解雇しており、鈴木会長兼社長は「2直のフル生産のタイミングは、ちょっと遅れると思っている」との見方を示した。

《レスポンス編集部》

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