ポルシェの米国法人、ポルシェカーズノースアメリカは9月4日、8月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は3026台。前年同月比は7月の1.3%増から大きく伸びて、39%増を記録した。
モデル別では、2013年モデルとして新型に切り替わった『ボクスター』が前年同月比118%の大幅増。『ケイマン』と合計で、8月は394台を売り上げた。新型を含めた『911』シリーズも628台を販売し、前年同月比は44%増と大幅増を維持する。
また、SUVの『カイエン』は1358台を販売。前年同月比は54%増と、2か月ぶりに前年実績を上回る。『パナメーラ』は646台を販売し、前年同月比は22%増と好調だ。
ポルシェの2012年1-8月米国新車販売は、前年同期比9%増の2万0494台。同社のDetlev von Platen社長兼CEOは、「新型ボクスターと911に対する需要は、依然として根強い」と語っている。