GM、米工場に追加投資…環境エンジン増産へ

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GMのテネシー州スプリングヒル エンジン工場
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米国の自動車最大手、GMは8月8日、テネシー州スプリングヒルのエンジン工場に、4億6000万ドル(約360億円)を追加投資すると発表した。

今回の同工場への追加投資は、2011年6月に発表された3200万ドルに続くもの。GMの主力ミディアムセダン、新型シボレー『マリブ』用の直噴2.5リットル直列4気筒ガソリン「エコテック」エンジンを増産するのが目的だ。

このエコテックエンジンは、従来の2.4リットルの後継ユニット。最大出力は16%引き上げながら、燃費性能を向上。エンジンの静粛性も40%高めている。

スプリングヒル工場では今回のエンジン増産に向けて、追加シフトを導入。約450名の雇用を創出する計画だ。

GMのアルビン・ジョーンズ生産担当役員は、「この最新のエンジン工場から、高品質で燃費性能に優れた4気筒エンジンが生み出される」とコメントしている。

《森脇稔》

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