独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月7日、NHN Japan株式会社が提供するAndroid版コミュニケーションアプリ「LINE」に暗黙的 Intent の扱いに関する脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。
「Android 版 LINE 2.5.4 およびそれ以前」には、暗黙的 Intent の扱いに関する脆弱性(CVE-2012-4005)が存在する。この脆弱性によって、LINEで送信したメッセージ情報が不正なAndroidアプリケーション経由で第三者に漏えいする可能性がある。なお開発者によると、当該製品は製品使用時にシステム側で自動的にアップデートが適用されるため、ユーザによる手動アップデートは必要ないという。