国土交通省関東運輸局は6日、4日から5日にかけて、千葉県と東京都で特別街頭検査を行い、不正改造車19台に対して整備命令を発令したと発表した。
千葉では、4日午後8時から翌朝4時まで京葉道路下り幕張パーキングエリアで実施。東京では、5日正午から午後4時まで奥多摩周遊道路数馬第2駐車場内で行った。
この2ヵ所で計54台の車両(四輪車33台、二輪車21台)を検査し、不正改造されていた19台に対して整備命令書を交付して、改善措置を命じた。
保安基準不適合箇所の主なものは、違法な灯火器の取り付けが15件、着色フィルム等の保安装置関係が12件、最低地上高不足となる改造等の車枠・車体関係が11件などとなっている。
なお、特別街頭検査には、千葉、東京運輸支局と自動車検査法人、千葉県警、警視庁などから計75人が出動した。