BMWグループ第2四半期決算…純利益は28%減

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BMWグループは8月1日、2012年第2四半期(4‐6月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、MINIやロールスロイスを含めたグループ全体の総売上高は、前年同期比7.3%増の192億0200万ユーロ(約1兆8445億円)。純利益は12億7700万ユーロ(約1225億円)と、前年実績に対して28.1%減となった。これは前年同期に、多くの特別利益を計上した影響だ。

2012年第2四半期の世界新車販売は、前年同期比5.4%増の47万5011台。このうち、BMWブランドは5.9%増の39万0516台だった。

2012年上半期(1‐6月)の車種別実績では、『3シリーズ』が2月のセダンのモデルチェンジ効果により、前年同期比0.6%増の19万3989台を販売。また、新型『1シリーズ』は20.5%増の11万3805台と好調だ。『5シリーズ』は4.1%増の17万7785台を売り上げる。

SUVでは、『X3』が前年同期比38.4%増の7万4098台と牽引。『X1』も2.7%増の6万4387台と支持された。『X5』は7.5%増の5万2399台という結果だ。

市場別では、中国が前年同期比30.6%増の15万9358台、米国が10.4%増の15万8961台と好調。欧州は、0.1%減の43万7338台と微減だった。

BMWグループのノルベルト・ライトホーファー会長は、「第2四半期、上半期ともに業績は好調。第2四半期の営業利益は、過去2番目の高水準だ」と述べている。

《森脇稔》

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