BASFコーティングスジャパンは7月26日、2~3年先のカラートレンド予測を発表した。このうちSUVの人気が高まりつつある中国市場では、これまでの黒などのダークカラー一辺倒から、ゴールドやブラウンといった遊び心のある色が徐々に増えていくと予測している。
BASFコーティングスジャパンの松原千春アジア・パシフィックチーフカラーデザイナーは「黒っぽい、またはダークカラーのセダン一辺倒だった中国でSUVが売れ始めたというのは、すごく大事なポイントだと思っている」と指摘する。
「SUVタイプの人気が出てきたことで、もしくは自動車もただ高級感といったものではなくて、遊びにも使える、またファミリーも考えた使い方に少し価値観が動いてきている。ただSUVになっても実はまだ黒が人気で高級感を捨てきれていないが、無難なグレーやブラックを選ぶ人でも、ちょっと遊び心のあるグレーを選ぶというようになってくるだろう」と予測。今後のキャラクターカラーとして「ゴールドやブラウン」などをあげた。