BMW アクティブEで合同実証試験…BMW i3にフィードバック

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タイムズ24とBMW(ジャパン)とで合同実証試験に使用する、BMW『アクティブE』は、『1シリーズ』をベースに改造した電気自動車である。

BMWグループジャパン プロジェクトBMW iディレクターの丸山英樹氏によると、「最高出力125kW(170ps)。MINI『E』の150kW(204ps)よりは少し低いですが、トルクはミニより大きく、250Nm(MINI Eは220Nm)です」と話す。

そのバッテリーは、「リチウムイオンバッテリー(32kWh)を搭載し、充電時間は、240V/32Aで4~5時間。110V/16Aで16~20時間」である。今回は諸事情により急速充電機能は搭載されていない。

「MINI Eと違うのは4人乗りであることです」と丸山氏。「大人4人が十分乗ることが出来、トランクがバッテリーで若干スペースが取られていますが、200リッターの容量を確保しています」。因みに航続距離は、日常使用において約160kmだとした。

「MINI Eの社会実験で色々なデータが取れました。(日本では)28人のユーザーに長く乗ってもらい、そこから色々なデータを取るのことが目的でした」。これに対し、「今回、カーシェアリングを選んだひとつの理由は、より多くの人に乗ってもらおうということです。乗ってもらった後、(任意で)アンケートをお願いします。そこで使用実態や、加速性能や(回生)ブレーキをどう感じたか、航続距離などの意見を収集し、BMW『i3』のランニングチェンジやマイナーチェンジに生かしていきます」とした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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