ドイツGP予選は、Q3進出10名が競り合いの度を強め、最後にフェルナンド・アロンソが1分40秒621のベストタイムをたたき出した。フェラーリとアロンソのポールポジション獲得はイギリスGPから2戦連続である。
アロンソに惜しくも届かなかったのは地元の期待を一身に背負うワールドチャンピオン、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)。3番手に着けたのは同じレッドブルのマーク・ウェーバーだが、彼は前夜のギヤボックス交換による5グリッドダウン処分がすでに決まっている。
ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)は、タイム上は4番手だったがウェーバーのペナルティの結果、3番グリッドを割り当てられた。5番手にはフォースインディアのニコ・ヒュルケンベルクが入り、実際のグリッドは4番。これでアロンソを除く2-4番グリッドをドイツ人ドライバーが占めることになった。
6番手はウィリアムズのパストール・マルドナド、7番手にジェンソン・バトン、8番手にルイス・ハミルトンの順でマクラーレンの2台が続く。ポール・ディレスタ(フォースインディア)は9番手、Q3進出組の最後尾はロータスのキミ・ライコネンだった。小林可夢偉(ザウバー)は、Q3進出を逃して13番手で予選を終えている。
2012 Rd.10 ドイツGP 予選順位
1: アロンソ(フェラーリ) 1'40.621
2: ベッテル(レッドブル) 1'41.026
3: ウェーバー(レッドブル) 1'41.496
4: シューマッハ(メルセデスAMG) 1'42.459
5: ヒュルケンベルク(フォースインディア) 1'43.501
6: マルドナド(ウィリアムズ) 1'43.950
7: バトン(マクラーレン) 1'44.113
8: ハミルトン(マクラーレン) 1'44.186
9: ディレスタ(フォースインディア) 1'44.889
10: ライコネン(ロータス) 1'45.811
Q2落ち
11: リチャルド(トーロロッソ) 1'39.789
12: ペレス(ザウバー) 1'39.933
13: 小林(ザウバー) 1'39.985
14: マッサ(フェラーリ) 1'40.212
15: グロージャン(ロータス) 1'40.574
16: セナ(ウィリアムズ) 1'40.752
17: ロズベルグ(メルセデスAMG) 1'41.551
Q1落ち
18: ベルニュ(トーロロッソ) 1'16.741
19: コバライネン(ケータハム) 1'17.620
20: ペトロフ(ケータハム) 1'18.531
21: ピック(マルシャ) 1'19.220
22: グロック(マルシャ) 1'19.291
23: デラロサ(HRT) 1'19.912
24: カーティケヤン(HRT) 1'20.230
107% time: 1'20.991