メルセデスベンツ日本が7月より導入を開始した新型『GLK』は、エンジンとエクステリア、インテリアの変更、そして戦略的な価格設定がポイントとなっている。
そのエクステリアについて、同社商品企画・マーケティング部の江上浩史さんは、「フロントのデザインは最新のメルセデスデザインを採用しています」と話す。「特に象徴的なのはヘッドライトのLEDです。それから、フロントとリアのアンダーガードが先代モデルと比較しかなり大型化されました」という。
また、「他のメルセデス同様、LEDのドライビングライトが新デザインとなりました。これは、視認性を上げるという効果が第一ですが、同時に先進性を感じさせ、スタイリッシュな雰囲気を醸し出しています」と述べる。
さらに、これまで設定が無かった“AMGスポーツパッケージ”が導入された。その特徴は、「フロント下周りのアンダーガードクロームの大型化、それから、ホイールがノーマルの17インチに対して、20インチのAMGホイールが装着されます。そして、サイドスカートと、リアのフィニッシャーも専用デザインとなります」。
江上さんは、「独特な特徴的なフォルムは先代譲りで、他車が流線型なものに対して、非常に角ばった、ある意味、かなり好みが分かれるところだとは思いますが、それを踏襲しつつも、より最新なものに大きく変更をしたのです。つまり、スタイリッシュさとアグレッシブさが増したのです」とした。
インテリアは、「インテリアトリムのウッドやアルミが適用される場所が大幅に拡大しました。これはデザイン性と上質さの向上です。実は、ラグジュアリーなところが、これまで十分ではなかったので、より力を入れました」と語った。