GMは7月18日、シボレーブランドの2012年第2四半期(4‐6月)世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は、四半期としては過去最高の約130万台。前年同期比は2.3%増と、四半期としては、7期連続で前年実績を上回った。
第2四半期実績を市場別で見ると、地元米国が前年同期比5.2%増の51万3538台。これは小型セダン、『クルーズ』の好調による部分が大きい。クルーズは第2四半期、全世界で35万台以上を売り上げた。
また、中国では第2四半期、前年同期比2.3%増と成長が鈍ったものの、14万1758台を販売。この他、メキシコでは11.7%増の4万1435台と伸びた。一方、ブラジルは前年同期比4.2%減と後退。
欧州では第2四半期、前年同期比10.9%増の11万7500台を販売。信用不安の中、上半期としては過去最高を記録した。ロシアは13.4%増の5万7286台を売り上げ、シボレーにとって、世界第4の市場に成長する。
シボレーブランドのクリス・ペリー副社長は、「今後も優れた新商品を投入。2012年下半期(7‐12月)も力強い販売結果が期待できる」と述べている。