「もっとオープンなブランドに進化せねば」…メルセデスベンツ日本副社長

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メルセデスベンツ日本は、ユーザーや将来のユーザーとの新たな関係を構築する考えを明らかにした。

これは、「メルセデスベンツ コネクション 1st Anniversaryウィークス」開催記者会見において、同社取締役副社長の上野金太郎氏が述べたもので、このイベントも、「普段ご愛顧いただいているオーナーの皆さまはもちろん、我々が今までまだ出会えていなかったユーザーから子供たちに至るまで、メルセデスベンツというブランドに親しんでもらいたいという想いから、開催することにしました」と開催理由を語った。

上野氏は、「メルセデスベンツは現在に至るまで、常に先進のテクノロジーに挑戦し続けてきた中で、絶えず自らに課してきた課題があります。それはクルマというプロダクトを通して、ひとりひとりのユーザーに、感動を最高の形で届けるということです。メルセデスベンツはそんなブランドであり続けたいと願っています」という。「そのためには、メルセデスベンツ自身も、もっとオープンなブランドに進化していかなければいけない」とし、3つの進化について述べた。

まず、ラインナップの進化だ。「ここ数年メルセデスはニューモデルや魅力的な特別仕様車を続々と発表してきており、今では80モデル以上です。今後も多くのユーザーのライフスタイルに応えられるよう、ラインナップの拡充を図っていきます」とする。

次に、ひとりひとりのユーザーとメルセデスベンツの関係の進化だ。「オーナーの皆さまのためにさらなる安心を無料でお届けするメルセデスケア。そして、イベントやクルマの最新情報や、嬉しいキャンペーンのお知らせをお届けする、マイメルセデスというWeb会員サービスを行っています。今はまだクルマを持っていない方でも簡単に登録することが出来、すぐに、会員サービスを受けることが可能です。これは、メルセデスベンツのブランドを楽しんでもらえる、新しい関係の在り方と思っています」。

最後は体験の進化だ。「より多くのユーザーに最高の感動を届けるため、メルセデスを体験出来る場をどんどん作っていこうと考えています。その中心は昨年7月に六本木にオープンしたメルセデスベンツコネクションで、初めてのお客様でも、思い切りメルセデスの世界観を楽しんでもらえる空間となっています」。他にも「今年の秋で3回目となるメルセデスベンツファッションウィーク東京や、AMGドライビングアカデミーなど、メルセデスビギナーもエキスパートも含めて、より多くの人に我々のブランドを体験してもらえる場をこれからもどんどんと作っていきます」とした。

最後に、「この3つの進化を通じて、皆さまと新しい関係が始められれば最高だと思っています」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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