日産自動車は新型グローバルコンパクトカーであり、日本では9月より新型『ノート』として投入されるモデルを公開した。
同社副社長のアンディパーマー氏は、「ノートは他にない、ユニークなパッケージを提案します。また、力強い躍動感あふれるデザイン、広々とした快適な室内空間、クラストップの低燃費、そして、燃費と走りを両立させる次世代パワートレインを実現しています」と話す。
そして、このノートはグローバルに展開するとし、「まずは、9月にホームマーケットである日本で発売、その後欧州や北米で派生車を販売する予定です」と述べる。
COOの志賀俊之氏は、新型ノートはグローバルで年間35万台以上を販売する計画だとし、その生産は、「日本向けモデルは日産自動車九州で生産し、年間12万台を販売する計画です。日本の工場で高い品質と徹底したモノ作りによって生産され、まさに我々日産の自信作といえます」とし。「日産は国内生産100万台を維持していくことを目指しています。新型ノートは必ずやこのコミットメント達成に貢献してくれるでしょう」と期待をにじませる。
日本でノートは、これまでの『ティーダ』のユーザー層もカバーする予定だ。志賀氏は、「新型ノートは本当に広く、上質なインテリアに仕上がっています。日本ではプレミアムな価値を求めるユーザーに向けた上級グレードのノート“メダリスト”も用意し、ひとクラス上のティーダハッチバックのユーザーにも十分満足してもらえるよう、新型ノートの最上級グレードとして上質なインテリア、プレミアムな装備を採用しています」とした。