UDトラックスは10日、ニッサンディーゼルと三菱ブランドの大型路線バスのボールジョイントに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2005年5月19日~2009年1月13日に製作された1627台。
クラッチブースタのボールジョイントの耐久性が不足しているため、クラッチ操作の繰り返しによりボールジョイントケース部に摩耗が発生。ケースの強度が低下してボールジョイントが破損し、クラッチ操作不能となるおそれがある。
全車両、クラッチブースタのボールジョイントを確認し、不具合品が使用されている車両については対策品と交換する。
不具合発生件数は4件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。