6日午前0時20分ごろ、大阪府高槻市内の国道171号で、信号待ちの車列に対し、後ろから進行してきた大型トラックが追突。4台が関係する多重衝突に発展した。この事故で車列最後部に位置していた軽乗用車に乗っていた2人が死亡している。
大阪府警・高槻署によると、現場は高槻市上牧町付近で片側2車線の直線区間。大型トラックは減速しないまま進行。前方で信号待ちをしていた車列に突っ込み、4台が関係する多重衝突に発展した。
最後部に位置していた軽乗用車は大破。運転していた同市内に在住する35歳の女性と、助手席に同乗していた33歳の男性が全身強打で死亡。別のクルマに乗っていた47歳の男性も頚部打撲の軽傷を負った。警察はトラックを運転していた静岡県吉田町内に在住する44歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。2人死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを進めている。
現場にブレーキ痕は無く、調べに対して男は「居眠りをしていたようだ」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。