出光興産は2日、6月の石油製品の卸価格の改定幅を発表した。ガソリンの卸価格は、全国平均で1リットル当たり5月比6.3円の引き下げとなった。弱含む世界経済や、石油輸出国機構(OPEC)の供給増を背景に原油価格の下落が続いている。軽油の卸価格は1リットル当たり同6.6円引き下げ。灯油の卸価格は1リットル当たり6.4円の引き下げ、A重油は1リットル当たり6.3円引き下げとなっている。