全体相場は3日続落。
ドイツのメルケル首相がユーロ共同債の導入に否定的な見解を示したことで欧州情勢の先行きに対する警戒感が再燃し、前日の米国市場が反落。外為市場で円高が進行し、輸出関連株を中心に売りが先行する展開となった。
アジア市場の低迷も売りを誘い、平均株価は前日比70円63銭安の8663円99銭と続落。6月19日以来5営業日ぶりに8700円台を割り込んだ。
外為市場で、対ドルで1ドル79円台前半、対ユーロで1ユーロ99円台前へと円高が進行。採算悪化に対する警戒感が重しとなり、自動車株は全面安となった。
トヨタ自動車が35円安の3045円と続落。
ホンダが41円安の2620円、日産自動車が8円安の720円と続落した。
富士重工、日野自動車も反落。