グローバルコンパクトカーとして復活を果たした三菱『ミラージュ』。今夏に発売が開始される日本仕様では、ガソリン登録車ではトップとなる27.2km/リットル(JC08モード燃費)のカタログ燃費と、軽快な走りを両立しているという。
ミラージュのこうした燃費性能と運動性能は、クラストップレベルのcd値を実現するなど、徹底的に空気抵抗の低減が図られたエクステリアデザインによるところが大きい。
例えば、フロントグリルの開口面積を必要最小限とし、バンパーの左右下部にエアダムを設けることによって空気の流れが適正化されていることや、ルーフスポイラーの採用などが挙げられる。
また、キャビンも後方に向かって緩やかに絞り込みながら後端をエッジの効いた処理としたほか、ワイドで安定感のある造形としたリヤバンパーにもコーナー部にエッジを効かせることで、前方からボディに沿って流れる空気をスムーズに剥離させて空気抵抗を低減させている。
さらに、フロアアンダーカバーを床下に採用することによる整流効果や、表面の凹凸を少なくしたホイールカバーなども空気抵抗の低減に貢献している。
このように徹底して空気抵抗の軽減施された結果、ミラージュは27.2km/リットル(JC08モード燃費)のカタログ燃費と、軽快な走りを両立させている。