ノキア、4100万画素スマホを米市場投入

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 フィンランドのノキアは18日(米国時間)、MWC2012で発表した4100万画素のカメラを搭載したスマートフォン「808 PureView」を米国で販売開始する。

 808 PureViewはMWC2012で非常に大きな注目を集めたスマートフォン。まず第1の特徴は、4100万画素という、プロ用のデジタル1眼レフカメラをも凌ぐ高画素のカメラを搭載していること。このカメラはカールツァイスが開発に協力しており、画質も非常に優れているという。

 もう一つの特徴は、このスマートフォンはWindows Phoneではなく、Symbian OSを搭載していること。ノキアはかつてSymbian OS搭載の多機能携帯電話で世界を席巻し、販売台数世界1位の携帯電話メーカーとなった。しかし、iPhoneやAndroid端末の台頭に対抗するため、Symbian OSの開発を中止し、Windows Phoneを採用した経緯がある。

 ここへ来てのSymbian OSの復活は、社運をかけて発売したWindows Phone搭載スマートフォンLumiaシリーズの販売が苦戦していることが背景にある。ハードウエアに大きな特徴をもたせたこの機種でSymbian OSを復活させ、ノキア再建に繋げたいものとみられる。 しかし、本来なら大きな話題となるはずだった808 PureView発売の発表は、マイクロソフトのオリジナルタブレットの発表と重なってしまった。ノキアは運にも恵まれていないと言えそうだ。

ノキア、4100万画素スマートフォン「808 PureView」を米で発売へ

《山田 正昭@RBB TODAY》

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