コマツは、油圧駆動式の新型フォークリフト『FHシリーズ(FH40-1・FH45-1・FH50-1)』を、7月から発売する。
FHシリーズは、新開発の油圧駆動式トランスミッション「電子制御HST」、エンジン出力を無駄なく活用する油圧システム「可変ポンプCLSS」、先進エンジン技術「ecot3」など、コマツが建設機械開発で培った先進テクノロジーを結集した油圧駆動式新型フォークリフト。
エンジン・油圧機器・制御システムを自社開発・自社生産することにより、これまで蓄積してきたノウハウと技術を活かし、従来機と比較して最大30%の燃料消費量の低減、窒素酸化物(NOx)、粒子状物質(PM)の低減を達成すると同時に、優れた操作性と作業性、安全性を実現した。
またフォークリフトとして初めて車両遠隔管理システム「KOMTRAX」を標準搭載し、ユーザーの車両管理業務を幅広くサポートする。
価格は、FH40-1(4トン車)が640万円、FH45-1(4.5トン車)が700万円、FH50-1(5トン車)が820万円。