日立化成工業の中国子会社、日立粉末冶金(東莞)有限公司は、既存工場の敷地内に新工場を増設し、生産能力を増強するとを発表した。
日立化成グループでは、日立粉末冶金が粉末冶金製品を、その他にも既に摩擦材料や鉛蓄電池事業を展開。さらに内・外装成形品の生産拠点も現在、建設を進めている。
日立粉末冶金は、自動車用や建設機械用の粉末冶金製品の技術に強みを持っており、中国市場の需要の伸びに対応するため、生産能力の増強を決定した。
また、従来製品に加え中国国内で拡大している焼結軸受についても製造を開始することとし、2015年度には粉末冶金製品の売上高倍増(2011年度比)を目指す。