全体相場は小幅続伸。
前日の米国株高を受け、主力株に値ごろ感からの買いが先行した。しかし、欧州問題、円相場の高止まりなどに対する警戒感が強く、買い一巡後は上値の重い展開。
週末控えで手控え気分が強い中、平均株価は前日比17円01銭高の8580円39銭と小幅続伸して終了。週間で約30円下落し、8週連続で下落。1992年5月の9週連続以来20年ぶりで、計1500円強の下落となった。
自動車株は総じてさえない動き。
ホンダが4円安の2540円と小幅続落。
マツダ、スズキ、ダイハツ工業、三菱自動車がさえない。
こうした中、日野自動車が9円高の531円、富士重工が5円高の617円と反発。
トヨタ自動車は3065円で前日に続き変わらず。朝高後伸び悩んでいたが、後場入り後、新興国向けに小型車8車種を投入する計画が報じられたことも受け、持ち直して引けた。
日産自動車も755円と横ばい。いすゞも411円で変わらず。