【プサンモーターショー12】サンヨン、SUVの新型 レクストンW を発表

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コンパニオンとフロント回り
  • コンパニオンとフロント回り
  • フロント斜めから
  • リアビュー。バックセンサーが備わっているのがわかる
  • 運転席回り
  • フロントシート
  • リアシート。真ん中に座る人用のヘッドレストがなかった
  • カーゴルーム。サードシートをたたんだ状態
  • 助手席からのカット

サンヨン(双竜)自動車が2012プサン国際モーターショーでワールドプレミアとしたのは『レクストンW』。プレスカンファレンスは、情熱的なタンゴのリズムに合わせた男女が会場内で踊るシーンから始まった。

新型『レクストンW』が掲げたコンセプトは、「性能はスタイルを表す」新世代のプレミアムSUV。卓越したオンオフロード走行性能を備えながら、現代的で洗練されたスタイルを備える。中でも注目は、新開発の「e-XDi200 LET(Low End Torque)」エンジン。高燃焼効率を実現して振動低減や静粛性を高めたディーゼル・エンジンで、中低速トルクを強化して傾斜や曲線道路、山岳悪路など、韓国の道路の走行環境に最適化されている。しかも、13.7km/Lの低燃費を実現しながら最大トルクは36.7kg-mと強力だ。

「レクストンW」の“W”は「Work of Art」の中、新たに誕生したニュープレミアムSUVという意味の頭文字から取ったものだという。そのフロント部分は、豊かなボリューム感と立体感あふれるものでモダンさと高級感を表現。プロジェクターランプは攻撃的な鷲の目をイメージした。サイドラインは、フロントフェンダーからリアクォーターにかけて安心感の持てる落ち着いたスタイルとしている。

レクストンは、2001年にメルセデスベンツの技術を導入して初代モデルが登場し、06年にマイナーチェンジして「レクストン2」となり、車両的には第2世代目となる。ただ、サンヨン自動車の発表によれば今回のモデルチェンジで「レクストン」は3世代目になったとしている。

《会田肇》

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