【ホンダ フィット 改良】空力・安全性など既存グレードもブラッシュアップ

自動車 ニューモデル 新型車
ホンダ フィット 改良新型
  • ホンダ フィット 改良新型
  • ホンダ フィット 改良新型
  • ホンダ フィット 改良新型
  • ホンダ フィット 改良新型
  • ホンダ フィット 改良新型
  • ホンダ フィット 改良新型

マイナーチェンジしたホンダ『フィット』は、4つのグレードが追加されると同時に、既存グレードの空力や装備を見直しブラッシュアップを行った。

今回の開発の狙いについて、本田技術研究所四輪R&Dセンター開発責任者の永峰晋吾氏は、「競争が激化するコンパクトクラス市場の中で、最新、最高のモデルとして全てをブラッシュアップするとともに、4つのグレードを新規追加することで、ひとりひとりに合った個性的なモデルを届けること」だと話す。

ブラッシュアップした既存グレードである13Gについては、「燃費はエンジン系のファインチューニングや空力アンダーカバーを採用することで、21.0km/Lとなりました。また、カップホルダー照明を追加することで、更に使い勝手を向上。法規対応として、後席3点式ELRシートベルトを追加しています」(永峰氏)。

そして、15XH。「月平均約1,000台というペースでコンスタントに売れ、クルマを良く知っている人が購入しているグレードです」とし、装備面では、ホワイト照明メーターや、メッキリングの追加などで上質なインテリアに仕上げたという。更に、「HIDヘッドライトやコンフォートビューパッケージが装備され、上質な上にも買い得感のあるグレードになりました」とする。また、しっとりとしたフラットな乗り心地となるようサスペンションセッティングも見直され、4輪ディスクブレーキも採用された。

ハイブリッドモデルのエクステリアデザインは、「フロントグリルにブルーのインナーグリルを配し、リアライセンスガーニッシュではメッキとクリアブルーの塗装を施し、よりクリーンでかつ上質に仕上げています」。また、インテリアでは、リアにセンターアームレストを設定し居住性の向上を図るとともに、燃費においても磨きをかけた。「エンジンの低フリクション化やCVTの油温、油圧センサーを追加し、より細かな制御を行うことで、JC08モードで26.4km/Lを達成しました」と述べた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集