デンソーは、パシフィコ横浜で開催の「人とくるまのテクノロジー展2012」(5月23日-25日)に、ドライバーの居眠り防止に寄与する「ドライバーステータスモニター」を出展、環境、安全、快適、利便といった各分野の代表的製品を展示する。
「安全」「利便」分野として出展される、ドライバーステータスモニターは、ドライバーの顔をカメラで撮影し、画像認識技術により眠気度合いなど運転意識低下状態を検出するもの。
同分野では、このほか、画像センサー、ミリ波レーダーを組み合わせた「センシングシステム」、Bluetoothを用いた世界初のナビの遠隔操作用iPhone連携アプリケーションソフト「NaviCon」を展示する。
環境分野では、低燃費・低環境負荷性に優れたハイブリッド車のモータージェネレーターの基幹部品である「小型モーターステーター」と、そのモーター制御に不可欠なインバーターの高性能化、小型化を実現するため開発中の「SiC小型インバーター」を初出展。
クリーンディーゼルの実現に貢献するディーゼル噴射制御システム「i-ART」を国内初出展するほか、車両停止時だけでなく、車両減速時にもエンジンの再始動を可能にするアイドルストップシステム用「タンデムソレノイドスターター」などを展示。
「快適」分野では、従来のカーエアコンシステムと比べコンプレッサの消費動力を低減し燃費の向上に貢献する「エジェクタ式カーエアコンシステム」を展示するとともに、従来から30%の小型化を達成した「グローバル・インナーフィン・コンデンサー」を初出展する。