NTNは、電気自動車(EV)やハイブリッドカー(HV)に搭載されるモータや減速機用に、これまで以上の高速回転でも使用可能で、かつ高効率化に貢献するEV・HV用「高速・低トルク深溝玉軸受」を開発した。
開発品は、油潤滑下で高速回転時でも低トルク性能を安定して維持できる「高速対応低トルク樹脂保持器」を採用。新型保持器は、同型2個の保持器を組合せ、互いの保持器が遠心力による変形を抑制し合う構造で、最大dn値120万の高速回転を可能とした。
NTNは、開発品を5月23日~25日にパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2012」に出展する。