ルノー・ジャポンは、『カングー』にフレンチレトロをテーマにした3色の特別外装色とブラックバンパーを採用した『ルノー・カングー・クルール』を300台限定で、5月17日から販売開始した。
カングーは、10色の豊富なボディカラーを設定しているが、今回フランス語で「色」を意味する「クルール」を車名にした特別色限定車を一昨年、昨年に引き続き、設定した。
2012年は「フレンチレトロ」をテーマに、1960年代に活躍したルノー車のボディカラーの中から、南フランスをイメージした3色を復刻した。「ベージュ・カマルグ(ベージュ)」は、ルノー・キャトルに使われていたボディカラー。カマルグは、ゴッホがその光のコントラストに魅了され、多くの作品を描いたことで知られる南フランスのカマルグ地方の名称で、ベージュ・カマルグは、カマルグ地方の美しい砂浜をイメージした色。
「ブルー エクスプレス(水色)」は、ルノー・エクスプレスに使われていたボディカラーで、陽光に輝く地中海の青をイメージしている。
「ヴェール パステル(緑)」は、ルノー・キャトルCVに使われていたボディカラーで、プロヴァンス地方のオリーブの葉の緑を再現した。
クルールは、3色合計300台の限定販売で、価格はATが229万8000円、MTが219万8000円。