BMWは13日、欧州向けの新型『1シリーズ』に、3ドアモデルを追加すると発表した。
新型1シリーズは現在、5ドアモデルだけを用意。BMWは新型1シリーズに2種類目のバリエーションを設定し、さらなる拡販を狙う。
ボディサイズは、全長4324×全幅1765×全高1421mm、ホイールベース2690mm。これは5ドアと同一サイズだ。5ドアに対して、後部ドアがなくなったのと、フレームレスの大型ドアを採用した効果で、スポーティな雰囲気が強調されている。
また、先代1シリーズの3ドアとの比較では、新型は全長が85mm、ホイールベースが30mm拡大。BMWによると、後席のレッグルームは21mm増え、トランク容量もプラス30リットルの360リットル(VDA計測法)を確保しているという。
搭載エンジンは、5ドアと基本的に共通。欧州では、ガソリンエンジンの新グレートとして、「114i」が設定された。1.6リットル直列4気筒ターボは、最大出力101psを発生。新型1シリーズの新たな入門グレードに位置づけられる。