中国の北京汽車(BAIC)は4月23日、中国で開幕した北京モーターショー12(オートチャイナ12)において、コンセプトカーの『C90L』を初公開した。C90Lは、北京汽車が将来参入を計画する超高級車市場を意識したコンセプトカー。全長5200mmという大型サルーンのデザインは、イタリアの著名デザイナー、レオナルド・フィオラバンティ氏によって監修されたのが特徴だ。フェオラバンティ氏はミラノでデザインを学んだ後、1964年にピニンファリーナに入社。1987年までの24年間の在籍中、フェラーリ『246GT』(1969年)、『365GTシリーズ』(1968‐73年)、『F40』(1987年)など、フェラーリの名車8モデルのデザインを手がけた。1987年には、自身のデザインスタジオを設立。現在、イタリア自動車工業会の副会長も務めている。そんなフィオラバンティ氏が、デザイン面でのアドバイスを行ったC90Lは、後部ドアが逆ヒンジで開閉し、高い乗降性を実現。そのフロントノーズには、排気量6.0リットルのV型12気筒ガソリンエンジンが収められる。
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