日本自動車工業会が発表した日系自動車メーカーの2011年10-12月期の海外生産台数は、前年同期比2.0%減の343万6290台と前年割れとなった。
タイの洪水の影響で、日系自動車メーカーのアジアにある工場などで生産停止や減産を余儀なくされたため。
地域別で最も生産台数の多いアジアが同8.4%減の182万1002台とマイナスとなった。また、アフリカも同6.7%減の5万6769台、大洋州が同27.6%減の1万9758台と低迷した。
一方で、北米は同9.4%増の89万2114台、欧州が同5.3%増の37万3671台となり、伝統的な市場は堅調だった。