スズキが発表した2011年度(2011年4月~12年3月)の四輪車の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年度比3.6%減の280万2392台となり、3年ぶりに前年度を下回った。
国内生産は同2.6%増の102万0456台と、2年連続で前年度を上回った。海外生産は同5.4%減の178万1936台で、3年ぶりに前年度を下回った。インドの減産などが影響した。
国内販売は同1.3%増の59万6049台と、6年ぶりのプラスに転じた。軽自動車は東日本大震災に起因する上半期の減少により、同1.0%減の52万0731台で、6年連続のマイナスとなった。登録車は『ソリオ』の好調な販売などで、同18.7%増の8万0290台と、2年連続で前年度を上回った。
輸出は同10.1%減の24万1233台と、2年ぶりに前年度を下回った。西アジア、アフリカを除く地域が不振だった。