カーブ逸脱の大型トラック、民家を直撃

自動車 社会 社会

20日午前6時5分ごろ、群馬県みどり市内の国道122号を走行していた大型トラックが路外に逸脱。路面から約3m下の民家敷地内に突っ込む事故が起きた。住宅の建物が全壊。家具の下敷きとなった83歳の男性が打撲などの軽傷を負っている。

群馬県警・桐生署によると、現場はみどり市大間々町下神梅付近で片側1車線の緩やかなカーブ。大型トラックは右カーブ進行中に道路左側の路外へ逸脱。そのまま路面から約3m下の民家敷地内に転落した。

トラックは住宅の建物を直撃。建物は全壊し、事故当時は就寝中だった83歳の男性が倒れた家具の下敷きとなった。男性は両足を打撲する軽傷。一緒に住む78歳の女性は離れた場所にいたため、ケガはなかった。トラックを運転していた宮城県大河原町内に在住する33歳の男性も打撲などの軽傷を負い、病院へ収容されている。

現場手前には約3mに渡ってブレーキ痕が残されているという。警察では漫然運転などが事故の主因とみて、発生の経緯を詳しく調べている。この住宅は以前にも逸脱・突入の被害を受けていたという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース