飲酒運転のクルマ、名神高速でバイクをひき逃げ

自動車 社会 社会

18日正午ごろ、岐阜県関ヶ原町内の名神高速道路上り線を走行中の大型バイクに対し、後ろから進行してきたワゴン車が追突する事故が起きた。バイクは転倒し、運転者が死亡。クルマは逃走したが、警察は後に54歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

岐阜県警・高速隊によると、現場は関ヶ原町今須付近で片側2車線の直線区間。バイクは第1車線を走行していたが、後ろから進行してきたワゴン車が追突。バイクは押し出されるようにして転倒した。

バイクを運転していた愛知県稲沢市内に在住する52歳の男性は全身を強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。クルマはそのまま逃走しており、警察ではひき逃げ事件として捜査を開始。現場から約1.5km先で衝突痕のあるワゴン車を発見し、これを抑止した。

運転していた愛知県名古屋市内に在住する54歳の男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出。警察では自動車運転過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転、ひき逃げ)容疑で逮捕している。

調べに対して男は「コンビニエンスストアで買った缶入りのハイボールを飲んだ」などと供述し、飲酒運転の事実は大筋で認めているものの、ひき逃げ容疑については否認しているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース