【ホンダ ステップワゴン 改良新型】スパーダの販売割合を引き上げるために

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ホンダ・ステップワゴン スパーダ
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ホンダ『ステップワゴン』はマイナーチェンジで、グリル周りを中心にデザインの変更が行われた。

本田技術研究所第11技術開発室第7ブロック研究員の三上孝之さんによると、その目的は、上質感と存在感の向上を狙ったものだという。そして、「スパーダは特に上質感の方向に振り、新デザインのLEDアクセサリーランプ内臓フロントグリルなどを採用。個性を際立たせました」。一方、ノーマルは、「スパーダは派手すぎるのでノーマルが良いというユーザーもいることから、優しい表情のまま、少しメッキの部分を増やして高級感を出しました」。

現在ステップワゴンの販売割合は、スパーダが6割を占めているが、今回のマイナーチェンジで8割へ引き上げるのが目標だと三上さんは話す。「そこで、従来のスパーダよりもさらに存在感を高める、Z・COOL SPIRITというグレードを設定しました。メッキもダーククロームメッキ(酸化クロムのメッキ)を使い、より“ワル”にしています」と笑う。さらに17インチのアルミホイールのデザインも、より精悍なものが採用された。

最後に三上さんはそれぞれのユーザーについて、「スパーダは、どちらかというと家庭の中で男性の意見が強く、ノーマルは奥様の意見が強いような気がします」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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